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COLUMN

アニメ制作進行 〜走れ正直者〜 第三話

2018/09/19

 

 

※この物語は全てフィクションです。こんな業界もこんな会社も存在しません。

 

ちょっと更新が遅れました。

どうもまんがを描く人のあげまつです。

 

まずはじめに言っておきたいのは

辞めないやつが偉い

なんて言う気は毛頭ありません。

 

守ってくれない会社、理不尽な待遇からは一刻も早く逃げるべきです。

 

ただ一方で

雇用側の気持ちも分かってしまうので、無責任に辞めるのもどうかと思います。

 

人を一人雇うのに結構なお金と時間を割いています。

 

そしてその先のスケジュールを組む上で必要不可欠な一人として数えられています。

その辺りに対する想像力を持った上で辞める決断をしたいなと学生時代アルバイトをしているときから思っています。

 

特に制作進行は話数ごとに違うので、その話数のことは担当の制作しか把握していない事柄がままあります。

 

ほんっっっとうに分らないんですよ!

 

作画さんの連絡先をその進行以外知らないなんてことは良くあります。

知っていたとしても電話をかけて良い時間帯やメインの連絡手段、ものの受け渡し方法などまるで分かりません。

 

 

いい加減アニメ業界は制作の話数担当制をやめたらいいと思うんですけどね

同じ進行でも工程や作業ごとに得意不得意があるので

もっと各工程をシステム化、マニュアル化して全員で全話数を動かす仕組みに変えた方が良いんじゃないかと。

 

もう深夜まで働くことは分かりきっているので3交代制で24時間フル稼働させる代わりにきっちり8時間交代で休めるとかどうでしょうか。

 

いづれにしても一人の進行が1話数を持つのは仕事量的にもかなり厳しい激務なので改善していきたいところです。

 

うちでは去年やっていたシリーズで制作進行が二人続けて辞めました。

その時は本当にデスクが死にかけていました。

 

僕も初担当話数がカッティングに差し掛かっていた頃で、だいぶデスクに迷惑をかけていましたから心苦しかったのですが、

一方で、

今僕も消えたらデスクにトドメを刺せる

と言う悪魔の囁きもありました笑

 

 

制作進行にとって初担当話数は本当にしんどいので

結構何度か本気で辞めたいとも思いました笑

その辺りの話は次の更新で!

 

◆用語解説

デスク制作進行の進化系。役割としては中間管理職的な立場。ただ業務の実態は管理職なんて生易しいもんじゃない。シリーズ納品の現場監督といったところ。責任感の強い人が大概なるが強さゆえに潰されているイメージ。チームメイクの権限が大きくなるのでそういった面にやりがいを見出す人に向いている気がする。シリーズ2億円の実質的責任者になるのに雀の涙しか給料が上がらない。プロデューサーへの登竜門。制作進行として生き残るのは簡単だが、デスクとして能力を認めさせるのは至難の業。

 

TAGS

  • アニメ制作
  • アニメ制作進行〜走れ正直者〜
  • 制作進行

WRITER

あげまつ

Agemathu 

まんがを描く人

    社会人2年目。SPOT編集部2代目代表。今は下手の横好きで日記代わりにまんがを描く人。
    タイトルは偉大なる先輩が書かれたSPOT vol.2のコラムタイトルから拝借しました。

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